こんにちは、ポンポコリーヌです(❁´◡`❁)
突然ですが皆さん、子供のころにどのような漫画を読まれていましたか?
私が子供のころは、少年漫画ですとぬ~べ~、幽遊白書、ラッキーマン、少女漫画でしたらママレードボーイ、ご近所物語、赤ちゃんと僕、こどものおもちゃなどなど人気漫画がいろいろとありました。
もちろんこういった普通の少年・少女漫画も大好きだったのですが、、、、
私ぽんぽこりーぬは子供のころ、それ以上にホラー漫画が大好きでした。
親と一緒に本屋さんに行くとサスペリアかサスペンス&ホラーを必ず買ってもらっていました。
サスペリアは当時秋田書店から、サスペンス&ホラーは講談社からデザートの増刊として刊行されていた、ホラー漫画作品のみを集めた雑誌です。だいたいが表紙に当時大人気だったホラー漫画家の犬木加奈子先生の恐怖におののく少女のイラストが描かれていました。
また、最近ではあまり見かけなくなった個人経営の近所の古本屋さんに足しげく通っては、目当てのホラー漫画の単行本を探してお小遣いで購入していました。単行本などは小学校に持って行って友達と休憩時間に一緒に読んで楽しんだりもしていました。
今思いますと、当時は子供向けのホラー雑誌が刊行されていたり、今よりもホラー漫画が華やかかりし時代であったように思います。
そんなふうに子供のころよく読んでいたホラー漫画なのですが、中には読んだ後あまりの恐ろしさに衝撃を受け、大人になった今でも時々ふと思い出す、私の中で恐怖インパクトの強い作品があります。
今回は当時私が読んだホラー漫画の中から、今でも思い出してしまうトラウマの漫画を3作品ご紹介したいと思います。
『口裂け女伝説』犬木加奈子著 講談社
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口裂け女伝説 1 (講談社コミックスフレンド)
当時大人気だったホラー漫画家の犬木加奈子さんの作品です。犬木加奈子さんの作品では他にも、『不気田君』や『叶えられた願い』など印象に残る作品がたくさんありますが、当時小学生の私が一番強く恐怖を感じた作品がこれですね。
ある日主人公の女の子が友達と学校から帰る際に、マフラーで顔を隠しぬいぐるみを持った髪の長い超不審な女を見かけます。友達と別れた主人公は、その不審な女に追いかけられますがその日はどうにか逃げ切り助かりました。
ですが、、、口裂け女に目をつけられた主人公はその後執拗に追い掛け回され、その後想像を絶する恐怖を体験するのでした。
もうね、絵が怖い!狂気じみている😂
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口裂け女伝説 1 (講談社コミックスフレンド)
そして一緒に走って逃げたけど、逃げ切れずに捕まってしまった友達の末路がむごい!
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口裂け女伝説 1 (講談社コミックスフレンド)
子供時代の私は口裂け女の話は小学生向けの怪談本で読んだことがありました。70~80年代にはやった都市伝説で、口が耳まで裂けた女がわたしきれい?などと言いながら包丁を持って追いかけてくるという話で、謎にポマードが苦手だとか言う話でした。
その話自体は怖くなかったのですが、こちらの『口裂け女伝説』は本当に恐ろしく(しかもこの本に出てくる口裂け女は超絶強くポマードが全く効かない)、下校時間がとても怖かったです。
こちらの作品、物語の最後も印象に残る衝撃のラストでした。犬木加奈子さんの漫画は霊が出てくるような心霊的な怖さではなくて、人の心の闇や人間社会の怖さを描いた作品が多いので、心に強く残り大人になっても思い出すことがあります。
そしてそんな話に緻密で繊細でグロテスクな絵がとてもマッチしていて、恐怖を引き立たせています。
小学生当時は知らなかったのですが、続きの話『口裂け女伝説2』もあるようです。読んでみましたが、続きも怖い😂
「バスルーム」『惨劇館』より 御茶漬海苔著 講談社
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『惨劇館』 御茶漬海苔著 講談社
ある姉妹の姉が、おばあちゃんから泳いではいけないと言われていた池で泳いでしまいます。その晩姉妹でお風呂に入っている時に、妹は姉の体に見慣れないできものが出来ているのを見つけ…
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『惨劇館』 御茶漬海苔著 講談社
当時人気ホラー漫画家だった御茶漬海苔さんの作品で、惨劇館という単行本の中に収録されているお話です。
当時私はこちらの単行本を2巻まで購入していました。どの作品もインパクトが強く、小学生には衝撃的な内容・絵だったのですが、私はこちらの作品が一番印象に残っています。
得体のしれない逃げようのない祟りが伝染していく恐怖…御茶漬海苔さんの一度見たら忘れられない独特な絵がさらにその恐怖を増長させていました。小学生当時の私はこの作品を見た後は怖くてしばらく気分が落ち込んでしまいました。
こちらも霊的な怖さというよりは猟奇的・グロテスクな怖さですね。グロテスクな描写が多いので、苦手な人にはおすすめしません。
『エコエコアザラクⅡ』古賀真一著 秋田書店
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『エコエコアザラクⅡ』古賀真一 秋田書店
女子高生黒魔術師の黒井ミサが、人々の心の闇や不可解な事件を見つめ、時に黒魔術を使いそれらを成敗するというお話です。
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『エコエコアザラクⅡ』古賀真一 秋田書店
こちらは単行本で買ったのではなくサスペリアに掲載されていたものを読んだだけなのですが、当時ちょうどテレビで映画のエコエコアザラクを見たのでそれとセットで記憶に残っていますね。(10代のころの菅野美穂さんが出演されていて、今見てみるととてもかわいいです)
黒魔術などが出てきて興味深く、タイトルにもなっている『エコエコアザラク』という呪文がだいたいいつも物語の最後に唱えられていて、その呪文も印象に残っています。ただ、こちらの作品もちょっとっショッキングな描写が多かったです😅やはりそういうものはインパクトが強いので記憶に残りやすいのでしょうね。。。
終わりに
平和で単調な日常生活に刺激を与えてくれるホラー漫画、子供のころを思い出し、大人になった今ももう一度読んでみたくなりました。ご紹介させていただいた2作品以外にもたくさんの名作があります。皆さんもぜひ読んでみてくださいね。
おまけに
漫画ではありませんが、ホラーつながりで。。。。
ぽんぽこりーぬが子供のころ、テレビ番組の奇跡体験!アンビリバボーでたびたび心霊写真特集を行っていました。
ホラー好きだった私は恐怖におののきつつも毎回楽しみに見ていたのですが、ある日背後に人の顔が見えるとか何だかの心霊写真を見た後にトイレに行くのが怖くなってしまい、一晩中トイレを我慢した結果、翌日膀胱炎になるという何とも恥ずかしい珍事を起こしてしまいました。
あれ以来ホラーは日常生活に支障をきたさないようほどほどにしています😅
(表紙の画像は『プレゼント2』犬木加奈子著 秋田書店のものです)