幼児に時間を教えるには…我が家が行ったおすすめの方法!

時は金なり、光陰矢の如し、歳月人を待たず…

星の数ほどある時間に関することわざや格言の示す通り、私たち人間にとって時間は社会で生きてくうえで非常に大切な概念です。

ぽんぽこりーぬ

私ぽんぽこりーぬもインスタントラーメン記念館で安藤百福さんの『時は命なり』という格言をみて、時間は人間にとって有限であるということを深く考えさせられました。それ以来だらだらしている時など、その言葉をときどき思い出しては怠けちゃいけないと自戒の念に駆られています🤣

そのように私たちにとって大切な時間ですが、小さな子供に初めて時間の概念を教える時、なかなか苦労した経験のある方はいらっしゃいませんか。

我が家では時間についてはできるだけ小さいうちから早くに教えた方がいろいろと役に立つことが多いと思い、1,2歳くらいから意識して教え始めました。

その甲斐あって幼稚園入園前には時間の概念がしっかりと身についていましたし、時計をよんでさらに時間の計算をしたり、逆算して行動することもできていました。

今回は我が家が当時息子に時間を教えた方法をご紹介したいと思います。

目次

日常会話で時間を意識して使う

まず最初に、子供と普段話すときに時間を意識して使いながら会話をするようにしました。

例えば『10時になったら出かけるよ』とか『12時15分になったらお昼ご飯を食べようね』というようにできるだけ時間を使って話しかけました。

少し話はずれるのですが、我が家では子供が小さい時に幼児語を使って子供と会話することはあまりしませんでした。もちろん大人と同じ口調ではなく、子供にもわかりやすく優しく話しかけていましたが、使う言葉はできるだけ大人が普段使うきちんとした言葉を子供にもわかりやすく話すよう心がけていました。

そして時計を子供のすぐ目の届く位置に置いていました。普段は天井に近い位置に掛けてあるリビングの時計を、子供の目にすぐに入る下の方の場所に下げて掛けていました。(ただし小さなお子さんが時計を触って落ちたりすると危ないので、手の届かないくらいの位置にしてあげてください。)

リビング時計は針のあるアナログ時計でしたが、デジタル時計も同じく目立つ場所に置いていました。

そうして子供に時間を言う際にはできるだけ時計も一緒に見せていました。そのとき子供は何のことかはわかっていなくても意識してできるだけ時間を言い続けるようにしました。

時間についての絵本を読む

このころ我が家ではよく、『ブータンいまなんじ?』という時計の絵本をよく読んでいました。こちらの絵本、時計の針を実際に自分でくるくる動かすことができるので、実際の時間と同じ時間に針を合わせてみたり、『夜寝る時間はいつも針がここだね』など言いながら読んでいました。

『プータンいまなんじ?』ならさかともこ/絵 わだよしおみ/文 フレーベル館より

我が家が使っていた絵本以外にも、時計に関する本は数多く出版されているので、保護者の方がよいと思われるものを探してみることをお勧めします。ただ、実際に時計の針を動かすことができるものの方が、好きな時間に変えれますし子供も喜ぶので良いかなと思います。

このころ並行して数についても教え始めていました。やはり時間を教えるにあたって数を知っていることは必須ですので、時間を教える際には数字も一緒か先に教えておく方がスムーズであると思います。

時間についてよりはっきりと教える

会話に意識して時間を取りいれたり、時計についての絵本を読んだりしていくうちに、だんだんと時間についての概念が身についてくるようになります。

このころから時間についてよりはっきりと教え始めました。1日は24時間あるんだよとか、1分が60個集まると1時間になるんだよとか、机に座らせていかにも勉強として教えると嫌になってしまうので、時間のことが会話に出てきたときに、くどくならない程度に教えるようにしました。

このころくもんの時計おもちゃもよく使って教えていました。絵が出てきてチン!と音がするので、息子も楽しく遊んでいました。針が細かく動くので重宝しました。

くもん出版より

ある程度時間が読めるようになってきたら『今何時でしょう?』といった時間クイズを出して親子で遊んでいました。

時間の計算をしてみる

時計がしっかりと読めるようになり、ある程度時間についてわかってきたら、今度は時間の計算を教えました。(このときには2、3桁の足し算はすでにできている状態でした。)

最初は簡単に、『今から5分後に出発するよ、さて何時でしょう?』など計算しやすい質問を息子にしていました。ここでも意識して日常会話の中に時間の計算を入れ込んで教えていました。

簡単な時間計算ができるようになると、次に時間をまたいだ分の計算を教えました。『今6時46分だから、あと30分したらお風呂に入ろうね。何時何分かわかるかな?』といった具合に。このときちょっとわかりにくそうな時には、くもんの時計おもちゃを使って実際に針を動かして説明していました。

そういったやりとりを繰り返すうち、先に述べたように幼稚園入園前にはしっかりと自分を取り巻く時間の概念を理解して、秒・分・時・日の細かい時間の計算もできるようになっていました。

終わりに

時間について早い時期にしっかりと理解していたおかげで、生活の上でいろいろと役立つことが多かったです。

幼稚園を早退する日は迎えに行く時間をあらかじめ息子に言っておくと、息子も幼稚園で時計を見つつ心構えができました。家でも、ご飯を食べるのが異常に遅い息子に『遅刻するといけないからあと何分以内で食べようね。』など普通に大人と近い感覚で会話をすることができました。

子供に初めてのことを教える際には、苦労しそうだし時間もないしなかなか教え始める気になれない…😥という方も多いかと思います。

しかし、普段のお子さんとの会話の中で時間を言ってみるなど、保護者の方のほんの少しの心がけで理解につながっていきますよ。これを機会にお子さんに楽しく時間を教えてみてはいかがでしょうか。

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