突然ですが皆さん!学生時代、数学は得意でしたか?
得意だし数学が好きだった。
普通に受験などで困らない程度にはできていた。
苦手だった…!
などなどいろいろな方がいらっしゃると思います。
我が家は母である私はバリバリの文系で、数学はとっても苦手🤣高校時代は理解不能な数学を暗記で乗り切りました。夫は私ほど苦手ではないようでしたが、得意というわけでもなさそうでした。(というか夫は文系なのに国語が苦手で昔から本も一切読みません。それでよくここまでやってこれたなと思います🤣)
そんな文系両親から生まれた息子ですが、幼いころから算数が得意でした。
乳幼児期から始めたくもんでは、幼稚園年長でG教材(中学1年生相当)まで進み、小学3年生の現在では2次関数を勉強中で、中学受験塾の入室テストでもとてもよい成績をとることができました。
3歳から本格的に始まった息子の算数勉強ですが、小学3年生になる現在までくもんのプリントやドリルなど今まで理解できない、わからないということは一度もありませんでした。
乳幼児期から息子に数について意識して教えてきたので、その結果学びの土台ができ、そのおかげで勉強として算数を教えていった際にも、つまづくことなくスポンジが水を吸収するようにどんどん理解できていったのかなと思います。
そして幼児期に数について息子に教える際、我が家では絵本が非常に役に立ちました。
今回はそんな我が家が幼児期によく読んで、その後の息子の算数好きにつながった絵本をご紹介したいと思います。
「100かいだてのいえ」シリーズ いわいとしお 偕成社
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ご存じの方、お子さんもとても多いのではないでしょうか。いわいとしおさんの大人気シリーズです。
我が家は最初に本屋さんで1作目の「100かいだてのいえ」を見つけ、これは数字好きの息子にピッタリだ!と思い購入しました。案の定息子はこちらの絵本に大はまりし、その後全シリーズ購入し何度も何度も読んだ本です。(公式HPを見たところ「ぬまの100かいだてのいえ」という新刊が発売されていることを知りました。おたまじゃくしの子がかわいいですね。息子現在小3ですがこちらも購入しようと思います。)
こちらの絵本、1~100階までの生き物たちのお家の内部が詳細に描かれていて、何階部分なのか階数もそれぞれ記入されています。絵や物語も楽しく、男の子女の子どちらにもおすすめできる絵柄です。
我が家の息子は全シリーズお気に入りでしたが、私が一番数字の勉強に役立ったと思うのは「ちか100かいだてのいえ」です。地下階数をB1、B2,B3と表現していっているのですが、当時くもんのG教材の正負の計算を教える際に、Bをマイナスに置き換えて教えることができとても役立ちました。
こちらの絵本、算数・数字を勉強中のお子さんに本当におすすめです。
「109ひきのどうぶつマラソン」のはなはるか ひさかたチャイルド
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「109ひきのどうぶつマラソン」のはなはるか ひさかたチャイルド
かわいらしい動物たちが登場する絵本を多く書かれている、のはなはるかさんの作品です。
109匹の動物たちが海やジャングル、迷路などでマラソンを繰り広げ、最後に1位から109位までの到着順を発表するというものです。100以上の数字が出てくるので、100より大きい数字を教える際の導入に役立ちます。
息子はのはなさん著の絵本がとても大好きで、男子ですが「10かいだてのおひめさま」シリーズ含め全作品購入しました。(「10かいだてのおひめさま」シリーズも数字が出てきますが数字が10までと少ないので今回のおすすめには入れませんでした。)
細部まで緻密に絵が描きこまれていて、見るたびに新しい発見があるおすすめの絵本です。大人も子供も夢中で楽しく読んで、数の勉強にもなりますよ。
「わくわく!かずのえほん」蔵隅咲帆/絵 PHP出版/編 PHP出版
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「わくわく!かずのえほん」蔵隅咲帆/絵 PHP出版/編 PHP出版
こちらの絵本、いろいろな数の数え方がかわいらしい絵で大きくわかりやすく書かれています。
単に数字を数えるだけではなく、いろいろなものの数え方や、長さ、お金、時計についても書かれているので、並行していろいろな勉強ができるの点もよいです。
こちらも我が家の息子、興味津々で何度も読みました。お話に出てくる長さに興味を持ち実際にいろいろなものの長さを測ったりしていました。数に関するいろいろな知識が広がっていくのがこちらの本のよいところだと思います。
「おたまじゃくしの101ちゃん」 かこさとし 偕成社
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「おたまじゃくしの101ちゃん」 かこさとし 偕成社
かこさとしさんの絵本も、緻密にたくさんのものや動物たちが描かれている作品が多いので、楽しく読めて数の勉強にもなります。
こちらの101ちゃんも数字好きの息子にピッタリの絵本でした。息子は101ちゃんの大冒険にドキドキわくわくしつつ、実際におたまじゃくしの数を「1匹、2匹…」と数えながら読んでいました。
100以上の数が出てきて、実際に数えることもできますし、助数詞も学ぶことができます。
おたまじゃくしの子供たちとそのお母さんの何とも言えない優しいやりとりに心が温かくなるこちらの絵本もおすすめです。
終わりに
子供に算数・数学好きになってほしいけど、まず何から始めてみたらいいのかわからないという方は、まずは絵本から初めてみてはいかかでしょうか。
ここでご紹介した以外にも数に関する絵本はたくさん出版されています。
お子さんと一緒に書店や図書館をのぞいて、お気に入りの1冊を探してみてはいかかでしょうか。
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