幼児にカレンダーを教える際のポイントとおすすめカレンダー

毎年1月1日に古いものを外し、新しく張り替えるもの…カレンダー

新年にカレンダーを新しいものに取り換えると、今年も頑張るぞと心もすっきり新しい気分になりますね😊

そんなカレンダー、大人は普通に読んでいますが、子供にカレンダーの読み方を教える際に苦労した経験のある方は多いかと思います。今回は我が家が子供に教えるときに行った方法を書いていきたいと思います。

目次

先に、もしくは並行して数字を教える

カレンダーといえば数字!ということでカレンダーを覚えるには数字を知っていることが前提です。

あらかじめ100くらいまでは数字を教えておくか、もしくはカレンダー学習と並行して数字を覚えていきましょう。カレンダーには1~31までの数字が並んでいるので並行して数字を覚えやすいかもしれませんね。

日めくりカレンダーで日にちの感覚を覚える

息子が小学生くらいまでは、我が家では普通の壁掛けカレンダーだけではなく日めくりカレンダーも使っていました。

夫が仕事先で毎年もらってきてくれる企業ロゴ入りのA4サイズのシンプルなものです。キャラクターや写真入りのものも子供が興味を持ちやすいとは思いますが、数字をしっかりと見てほしいとの思いから、我が家では数字と干支や格言、企業ロゴなどの文字しか書かれていないシンプルなものを使っていました。

日めくりカレンダーは1枚1枚自分でカレンダーをめくると次の日付の数字か出てくるので、日付の勉強にとてもよいですし、カレンダーをちぎる作業を面白がって子供が自ら進んでちぎってくれました。

そのときに「1月は31日まであるね」とか「2月は28日までしかないね」など、その時には息子がまだはっきりと意味が分かっていなくても、できるだけ声がけしたり説明したりするようにしました。

我が家の息子はこの日めくりカレンダーをとても気に入り、ちぎった後のカレンダーも捨てずに大切にとっていて、外出時には自分のかばんに入れて持って行ったり、それらを貼り合わせて日めくりカレンダーを再構築したりしていました🤣

ぽんぽこりーぬ

余談ですが、乳幼児期に通っていたベビーくもんの教室の先生から、「教室に通っている算数好きな幼児でおばあちゃんからもらった日めくりカレンダーを、いつも大切にかばんに入れてくもんに持ってきている子がいる。」という話を聞いて、物好きな子もいるもんだと思っていました。
しかし数年後自分の息子も全く同じ状態になりました🤣
日めくりカレンダー好きだった息子も、やはりその後算数好きになっています。

1か月カレンダーで月の感覚を覚える

我が家では息子が乳幼児期のころから、トイレのドアのところに数字だけの罫線で囲まれたシンプルなカレンダーを貼りつけ、そこに家族の予定をすべて書き込んでいます。

我が家のトイレカレンダーです。こちらも夫が仕事でもらってきた企業カレンダーを使っています。

息子がわからないであろう漢字にはすべて読み仮名をふり、息子も予定を把握できるようにしています。

1か月カレンダーを見ることで、日めくりカレンダーではわかりにくかった曜日とセットになった1か月の流れが理解できやすいかと思います。

日常会話で日付、曜日を意識して話す

そして日ごろから、今日は〇月〇日だね、明日は〇日で金曜日だね、土曜日と日曜日にはパパはお仕事お休みで家にいるね、など意識して日付や曜日を会話の中に織り込んで息子に話すようにしていました。

カレンダーの数字ををただ見て覚えるだけではなく、月日の流れを意識して覚えることで実感がわき、よりしっかりと覚えやすいかと思います。

一週間後は何日でしょうといったようなカレンダークイズなども出したりして、息子が楽しく覚えれるように工夫しました。

季節の行事で年の感覚を意識する

年間の季節の行事を知ることで、1年間の年月の移り変わりを理解しやすいかと思います。

我が家では普段からできるだけ季節の行事をイベントとして日常に取り入れ、季節の行事食などはできるだけ作って食べています。2月ですと節分には豆まきをして年の数の豆や恵方巻、鰯などを食べたりしました。

行事の際にはこちらの『きせつのぎょうじ絵じてん』を息子と一緒に読んで行事の起源などを一緒に学習しました。行事にちなんだ工作も載っていて楽しく学べますよ。小学3年生の現在でも、こちらの本を時々見ては季節の行事など思い出しているようです。

『こども きせつのぎょうじ絵じてん 第2版』三省堂編修所 編 三省堂

立春や春一番なども一緒に外に出たときなどに、風が強いね、暖かくなってきたねとか、知識の上だけでなく実感として理解できるように声掛けしていました。

終わりに

このように我が家では日めくりカレンダーで日付感覚を、普通の壁掛け1か月カレンダーで月の感覚を、そして季節の行事を通して年が経つ感覚を教えました。

カレンダー学習は算数の勉強にもなりますし、早いうちからカレンダーを読んで月日の感覚を覚えさせておくと、子供にいちいち予定を言わなくても、事前に言っておいたりカレンダーに書き込んでおけば自分で予定を理解してくれるのでママも楽です。

また、中学受験でもカレンダーを使った暦問題が出てくることがありますので、幼いうちからカレンダーを読めるようにして暦をしっかりと覚えておくことが良いかと思います。

我が家のおすすめカレンダー

現在我が家では先に述べたトイレの壁に貼り付けてある家族の予定カレンダーに加えて、くもんのなぜなぜカレンダーを貼りつけています。365日ちょっとした雑学的な小ネタが書いてあり、息子も毎日トイレの際に読んでいるようです。大人の私も、へぇそうなんだと勉強になります。大人のトイレ時間の暇つぶしにもおすすめです。

あとはリビングに日本地図つきの1年カレンダーを貼りつけています。各都道府県の県マークや特産物などが書いてあり、地理に興味を持ってくれるので、社会の勉強にもなります。

ぶよお堂さんのものです。楽天で購入しました。

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