苦手な国語を得意科目にしよう!

日本に住む私たちが毎日使っている言語、日本語。家族やその他の人とコミュニケーションをとる際に、本を読むとき、頭の中で何か考える時…意識していなくても常に日本語を使って生活しています。

普段そうやって意識せずともすらすらと使えている日本語ですが、『国語』として勉強するとなんだか難しく感じてしまうお子さんも多いのではないでしょうか。

我が家の息子も幼いころ、算数に比べて国語はあまり得意ではなさそうでしたが、幼児期に私がそのことに気づいて以来、国語の苦手をなくすために試行錯誤した甲斐があってか、息子は小学校では国語の成績はとてもよくできるようになり、読書感想文の市町村コンクールでは毎年賞を受賞しています。

今回は我が家が実際に実践していた国語対策の方法をご紹介したいと思います。ふ~んそうなんだと、ご参考程度に読んでいただければと思います(^^♪

目次

息子はもしや国語が苦手…?

最初に私が、息子は国語があまり得意ではなさそうと感じたのは3歳くらいのころに絵本の読み聞かせをしていたときでしょうか。

息子は絵が派手だったり、話が分かりやすく面白いところには興味を示すのですが、少し話が複雑になってきたり、登場人物の心理描写のシーンになるとなんとなく興味がなくなり、本の方を見ていないのです。

たまたまその本がおもしろくなかったのかなとも思ったのですが、そうではなく本の内容があまり理解できておらず、それで興味がもてないようなのでした。(このとき特に難しい本を読んでいたわけではなく年齢相応の本を読んでいました。)

ぽんぽこりーぬ

その時に息子は国語力があまり高くはないのでは…と思い、将来国語が苦手科目になるのを防ぐため、私の試行錯誤の日々が始まりました。

国語力を上げるためにやったこと

迫真の演技で絵本を読み聞かせをする

これは上で述べたように、絵本の内容をあまり理解していなかった息子が少しでも理解できるように、ちょっと他の人に見られると恥ずかしいくらいの迫真の演技で読み聞かせをしました。

私がものすごい演技(大根役者ですが)で音読をすると、やはり最初とりあえず興味が惹かれ、しっかり聞いてくれます。だた耳から話を聞くだけではなく、目からも喜怒哀楽の感情が伝わると話にも入っていきやすいかなと思います。

このものすごい演技の音読は小学3年生になった今でも毎日続けています。

これが功を制したのか、息子は段々と絵本の楽しさにはまっていき、今では家にある本や図書館で毎日読書をする本好き少年になり、夏休みに書く読書感想文では、毎年青少年読書コンコールの市町村コンクールで入賞しています。

自分で物語を作ってみる

読書が好きになって本の内容が自分の頭の中で理解できるようになったら次は、頭の中にある自分の考えを適切な言葉で表現するということではないでしょうか。

頭では何となく理解していても、それを文章で表現するということは慣れていないとなかなか難しいと思います。

そこで我が家では一緒にお風呂に入った際に、二人で一文ずつ交代でお話を作り、最終的に一つの物語を作るという文章遊びをよくやっていました。

例えば私が「昔々あるところに2匹のカメが住んでいました。」というと息子が次に「1匹のカメはお料理が得意で、もう1匹のカメは泳ぐことが得意でした。」というように何でもいいのでお話をつなげていくのです。そうすると最終的に面白かったりへんてこだったりいろいろなお話ができて、楽しく文章を作るいい練習になると思います。

今ではもう息子は大きくなったので一緒にお風呂には入りませんが、息子は物語作りは一人でも続けていて、コピー用紙に自分で作った物語を書いたり、自分で架空の新聞を書いて部屋に貼り付けたりしています。

市販のドリルなどを解き、慣れてきたら少し先の学年のものを解く

読書、お話好きになったら次は毎日何かしら国語の問題を解きました。

我が家では国語は幼少期から1年の終わりまでくもんをやっていましたのでそちらのプリントを解いていました。

1年の終わりからはくもんの国語は辞めましたので、今は市販のドリルを解いています。

1年生から解いているのはこちらのシリーズです☟「中学入試をめざすトップクラス問題集 文理」

漢字、語彙、説明文、物語文が一通り網羅されていて解きごたえもあるのでお勧めです。問題に出てくる物語文も良い作品が多く、問題を解いた後にもその作品を本で読んでみたくなります。我が家では同じものを2冊購入し、繰り返し2回づつ解いています。この甲斐あってか小学校のテストではいつもだいたい100点を取っています。

漢字はひたすら勉強する

漢字はもう地道に繰り返し見て、書いて覚えるしかないのではないでしょうか。

ただ学校の漢字練習帳のように何回もひたすら書くのは時間と労力がもったいないので、我が家では間違えた漢字は私が翌日に自作のプリントを作って問題に出しています。

それでもまた間違えた問題は息子が自分で紙に書き、いつも勉強しているダイニングテーブルから目につくカウンターに貼り付けて覚えています。

こんな感じで何かの裏紙に書きつけ貼り付けています。

息子は小学校で習う漢字の読み、書き問題では間違うことがないので、この方法をこれからも繰り返していこうと思います。

終わりに

このようにいろいろと日々心掛けたおかげか息子は小学校の国語はほぼ完璧にできています。しかしながら、中学受験レベルで考えると、それでもまだ国語がやや足を引っ張っているように感じます。

漢字や語彙問題、説明文はある程度勉強することでカバーできるのですが、長い物語文の登場人物の複雑な心理描写が出てくるとちょっと難しい…と感じているようです。

ぽんぽこりーぬ

我が家も道半ば、国語を得意にするためにこれからも頑張っていきたいですね。

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